研究員徒然(2004.4)

[研究員徒然目次] [<前月] [次月>] [白泉総研ホーム]

2004/04/30 Fri  メロディとか

● 加藤四季さん入院の報が目次に。……花ゆめの方も休載だったし、
お大事に。
● ララを読んで気になっていた人もいたのでは。宇野亜由美「いきなり押しかけまSHOW!」は、お花見の話。いつになくハイテンションなうのさんがすばらしい一作。ニームラさん、マスイくんをはじめ、さくまんなどの懐かしい顔ぶれも登場。ところで、メロディは、高木さんが編集長昇任。内山前編集長は、部長専任ということのようで。
● 成田美名子「花よりも花の如く」に若干異変が。うーん、スケジュールがおしていたのかなあ。
● 加藤四季の代打は山吹みやこ。今回はそこまでシュールではなかったものの、無表情な主人公は、やはりこの人ならでは。
● 朔野安子「姫君の条件」は、疫病の精霊編が一段落ついて、急展開の予感。「守護」を決めたようなキールの宣言は、どこまで本気なのかなあ。
● 魔夜峰央が新連載、といっても、パタリロ。「パタリロ源氏物語」は、源氏物語なのに、パタリロらしくおどろおどろしくなっています。

2004/04/22 Thu  花とゆめとか

● かやのんvsいいんちょに注目の山口舞子「もうすこしがんばりましょう」。うーん、いいキャラクターだ、かやのん。
● 一方で、天原ふおん「ラブラブしっぽ図鑑」は最終回。……バカでかわいすぎ。
● あっさりと片がついてしまった留宇衣戦。スタミナの塊、延久の方はいかに? 羅川真里茂「しゃにむにGO!」は見せ場を心得た伸縮自在の構成。
● すげーや、ついに巻頭カラーだ、椿いずみ「親指からロマンス」。ぶっとんだ設定が、普通の学園コメディを引っ張っている感じがよいです。千愛はかわいいが、今回の新聞部もいいキャラだー。
● みなみ佐智「メビウス同盟」も、ありえねー、な設定をテコに、誰もがぶちあたる問題をさらりと見せてくれます。次回再登場の福山リョウコ「悩殺ジャンキー」といい、こういう流れがはやりなのかな。ファンタジーじゃないけど、学園ものでもないというような。

2004/04/16 Fri  たばことか

● 横山光輝氏がお亡くなりになったそうです。「鉄人28号」にお目にかかったことはないけれど、「三国志」は全巻読みました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
● さて、横山氏がお亡くなりになった原因は、たばこの不始末ではないか、という報道がされています。たばこも肺ガンなどのほか、こういったリスクもあるんですねえ。ということで、年間にどのくらいの被害が起こっているのか、ちょっと調べてみました。
● まず、全国で平成15年にたばこが原因で起こった火災は、5,317件で、全火災件数の9.4%。平成14年に比べると件数も割合も減ってはいるのだけど、それでも出火原因の4位(平成14年までは2位)。(消防庁調べ
● また、東京で平成15年にたばこが原因で起きた火災は、909件で、これは全火災件数の14.6%。さらに、たばこが原因で死亡した方の数は、41人。なんと、これは火災で亡くなった方の数の38.7%となります。出火原因別の死亡者では、たばこによる火災の死亡者が断然1位ということになります。(東京消防庁調べ)(全国では出火原因別死亡者統計がなかったので、東京都のものを使いましたが、他県でも同様の傾向が見られます)
● 喫煙を擁護する人は、よく、自動車との対比を使います。その論理でいけば、「交通戦争」とまで言われる自動車事故による死者に比べると少ない数ではありますが、軽視してよいものではありません。
● 2003年のJT喫煙者率調査によると、全国の喫煙者率は、30.3%(成年人口に対して)。これを、東京都の成年人口(2003年1月現在)にあてはめると、都民のうち約303万人が喫煙者ということになります。そのうち、41人が喫煙が原因の火災で死亡したとすると、東京の喫煙者のおよそ7万人に1人はたばこが原因の火災で死亡するリスクを持っているということになります。リスク計算としては非常に雑なものです(たばこ火災の死亡者が喫煙者とはかぎらないし)が、案外高いリスクではないかと思います。
● 果たして、こういったリスク(肺ガンのリスクよりさらに因果関係がはっきりしているリスク)をとってまで、喫煙を続ける必要があるのか? 喫煙者の皆様には、再考していただきたいと思います。

2004/04/12 Mon  ララDXとか

● 5月号、買いました。読みました、半分くらい。
● にざかね、って、にざ+カネチクヂュンコだったのね。確かに傾向は似ているのだけれど、にざのどちらかというと緻密な(時としてグロテスクな)ギャグと、カネチクヂュンコのキャラクター化された絵の間に若干ギャップがあるのも確か。そこが補完する関係になっているか、説明不足に陥っちゃうか、結構あやういところ。今回はだいたいうまくいっていると思うけど。
● 初コミックスおめでとう、林みかせ「地球行進曲」。他の短編も入るのかなあ。ページ数数えればわかるんだけど。話はまだまだ続きそうな雰囲気。複数のキャラクターがそれぞれ動くようになってきて、話は込み入っていくんだけど、逆にだんだん読みやすくなっている気がします。
● ささだあすか「三日月パン」も6月発売。またもや、巻号がない〜。こちらは「クルリまわる」が収録だとか。それはそれでうれしいのですが、もういい加減初期短編は載らないのかなー。まあ、もう8年も9年も前の作品だしなー。
● 麻生みこと「ことのは」は、題材もあってか、上品にまとまった純愛ラブストーリー。でも、会話の中でいきなり「だいたひかると長井秀和」が出てくるあたりが、やはり麻生みことテイストだ。気をつけろ。
● 柳原望「とりかえ風花伝」、六本木綾「ハヤブサ」と、ベテラン勢にはやはり安定感が。読みやすくて、どきどきするよ。
● 川瀬夏菜「ラピスラズリの王冠」にも、安定感が出てきた感じ。やりたいことをやっている、すかっとした雰囲気に好感。
● 緑川ゆき「緋色の椅子」は、ついに次回が最終回。追い求めているもの、守りたいもの、失ったもの。誰かの命は、他の者の命でしか贖えないのか。

2004/04/06 Tue  唐突とか

● いや、びっくりしました、今号の花とゆめ。別に内容にびっくりしたわけじゃない、予告です。
● カラー見開きの次号以降予告。まあ、「紅茶王子」最終回とかにも、ああそうか、という感慨はあったものの、そんなことじゃなくてですね。
● 12号(5月20日発売号)から、山内直美/氷室冴子「なんて素敵にジャパネスク(人妻編)」が連載スタート。えー……と、何年ぶりでしょうか?
● 私も同世代で読んでいてもおかしくないくらいだと思うのですが、実際に読んだのは白泉社文庫版。どうなることか、楽しみなような、びくびくなような。
● で、あのTVドラマ化された有名作品は? コミケのジャンルコード表にも名前が出ているあの作品は? などと他の中断作品の行方も気になるわけで。(いや、「ジャパネスク」は一応終わっているんだけど)

2004/04/05 Mon  お花見とか

● 土曜日は、飯田橋〜市ヶ谷を歩きながらお花見→国立・大学通りでお花見&レ・アントルメ国立のケーキをお花見しながらぱくぱく→スパ昭島で入浴という、レジャーな一日でした。
● ちなみに、国立ではキッチン・モスがもはや閉店。普通のモス・バーガーに戻るようです。まー、アンテナショップ的な扱いだったということでしょうか。
● 日曜日は、ちょっと買い物にでましたが、だいたい家で寝ていました。うーん、寒暖の差がはげしいのお。