研究員徒然（2002.11）

2002/11/29 Fri 　メロディとか、つづき

●　というわけで、昨日買って読みました。
●　勝田文は、クリスマス、ってな感じの回。なんというか、「ハレ」のイメージ。梅子ちゃんがたいへん可愛らしゅうございましたよ。
●　朔野安子は、やはりドタバタなスタート。キールの「なにそれ？」がよかったですな。上の兄君はわりと私の好み。あれで裏でほどほど悪役とかいうと、最高。ちなみに、私の好みというのは、草摩紫呉（フルーツバスケット）、後藤隊長（機動警察パトレイバー）とか。
●　とルーキー系が元気なのだけれども、この号ではベテランの底力を見せつけられましたよ。
●　具体的にいえば、成田美名子の新連載。能楽がモチーフになるわけだけれど、それをベースにしてこういう話できたか！という衝撃。それを淡々と相変わらずの成田調で語っていくあたりはさすが。地味な展開ながらも、最後まで目を離させない書きぶりは、いままでの長編でも見たとおり。成田作品に現れる、運命（というか時間？）にさからわない、あきらめない、という哲学にあこがれます。
●　川原泉も久々の短編。学園ＳＦ？といってもいいのかな？？相変わらず文字が多いのをどう考えるかで、この人の作品への好き嫌いが分かれると思いますが、私は好き。かの名作「森には真理が落ちている」を彷彿とさせるところもありますが、相方の男の子の性格がとっつきにくいのは吉か凶か。
●　柳原さん、それは「呉田軽穂」です、と思わず柱のコメントに反応してしまう私。「ケータイくん」第２弾は、なかなかオトナな結論が光ってます。「まるいち友の会通信」もそうだったけど、柳原望のごく短い話はなかなか味があります。ツボ、要点を心得ているというか。
●　「天上の愛　地上の恋」は最終回。いやー、ついにここまできましたか。よかったよかった。ミリさんの一言がなかなかおいしかった。そう、これはそういう話なんです。
●　今号はお得です。成田美名子新（隔号）連載だけでも買う価値あり。

2002/11/28 Thu 　メロディとか

●　今日はメロディの発売日だけどまだ買っていません。
●　今号の楽しみは、まあ、成田美名子新連載ということもあるのだけれど、メロディのルーキー陣揃い踏みというところですかね。
●　創刊以後、白泉社系ベテラン作家さんや、他誌からの移籍組など、「古い人ばかりの雑誌」と、新人好きの少女漫画ファンからはわりと冷遇されているメロディなのですが、デビュー枠が小さいわりに、新人さんのあたりが大きいような気もします。
(to be continued)

2002/11/25 Mon 　カラオケとか

●　昨日カラオケに行きました。久々にJOYSOUNDだったんだけど、曲数多いですね。「空耳ケーキ」とか「For フルーツバスケット」とか歌っちゃったよ。オクターブ下げて。自分で自分が歌っているのを聞きたいとは思いませんが、歌いたいとは思うのですね。ひょっとしてジャイアン？いや、ジャイアンは自分のレコードに涙を流して感動してたしなあ。
●　昨日の更新は、ささださんの新作読み切り。いやにあっさりした印象だなあ、と思ってページを数えたら２４ページしかありませんでした。
●　「桜蘭高校ホスト部」本の方は、スキットというか、キャラクター同士の会話を作るところから始めてます。まだ２話しかない話のパロディを作るというのもかなり無謀な話で、あまり設定に絡む話もできないし、まあ、ホスト部のスケッチのような形で、でも楽しめるようなのがいいよね、とは思っているのですが。
●　ララは金曜日深夜（土曜日？）に強行入手。感想はのちほど。
●　ララＤＸ予告の感想。小椋アカネ再登場。わーい。林みかせも時計野はりも再登場。わーい。時計野はりさんはちょっとシリアスな表情の予告カットだったけど、また新しいことに挑戦してくれるんでしょうか？　気になるのは、古川那都紀さんの次回作タイトル。「南国の雪と灼熱のスノーボーダー」……これはいったい……。
●　「お天気の巫女」は次回最終回。きれいに締めてくれることでしょう。来年こそは「まるいち」を…っ。「キッズトーク」から始まった新しいお話作りの試みも、「ケータイくん」「お天気の巫女」と一周したような気もするし、そろそろどうですかねえ？
●　ささださん新作も楽しみ。もちろん。

2002/11/22 Fri 　冬コミとか

●　ここ数日、プライベートな（というか実家関係の）案件でばたばたしていて、日記の更新も滞っておりました。
●　実家から帰ったあたりで、所属しているサークルの事務局長から冬コミ当選のしらせがありました。詳しい情報は、白泉総研HOMEで随時。
●　ちなみに、配置されている場所ですが、ＦＣ（少女）です。ただし、白泉社系ではなく、集英社系（りぼん系）のところです。「風立委員会」は名前を見て分かる方は分かるように、もともと「姫ちゃんのリボン」サークルなので。夏には「りぼん」関係の新刊も出しました（冬は未定）。
●　白泉社系目当てでいらっしゃる皆様も、ちょっと通りを一本はずれてお立ち寄りください。女性が華々しくスペースを広げている脇で、文字ばかりの本を机一杯に広げている男ばかりのスペースが、「風立委員会」です。
●　えーと、また、カタログには「ささだあすか」の「さ」の字もありません。サークルカットはシンプルに、というサークルの方針のためですので、どうぞご容赦くださいませ。

2002/11/16 Sat 　更新とか

●　えー、本日、レビューは１つ追加しました。
●　冬コミ対応の方ですが、今しばらくお待ち下さいませ（ぺこ）。
●　ほかにもパジャマでごろんレビューとか……、今しばらくお待ち下さいませ（ぺこぺこ）。

2002/11/11 Mon 　リユニオンとか

●　一昨日、大江千里のニューアルバム『Untitled Love Songs』を買って、何度か聞いてみました。２曲目の「７年目」がけっこうヒットしました。
●　さて、その曲の中に「リユニオン」なる言葉が出てきます。ご存知でしょうか？　私は知りませんでした。英和辞典やらWebの検索やらでひいてみたら、どうも同窓会のようなものを指すらしい、ということがわかりました。わりとミッション系で使われる言葉みたいですね。UnionとかUniteというと一面労働運動のようで、一面宗教的な意味もあるからなあ。
●　クリスマスソングも２曲収録。クリスマス前後のコンサートにも行きたいんだけど、行けないんだろーなー。
●　それに、12月22日（日）には栗コーダーカルテットのクリスマスコンサートも。これくらいは何とか時間の都合をつけて行きたいけれど、どうでしょう。
●　今週は冬コミの当落が分かる週。今週末までには、白泉総研上でなんらかの告知をできれば、と思っています。

2002/11/06 Wed 　プレッシャーとか

●　恒例の自分にプレッシャーをかけてみるテスト。
●　次のレビューは、勝田文「あのこにもらった音楽」、葉鳥ビスコ「ロマンティック・エゴイスト」「ラブ・エゴイスト」、ささだあすか「見渡すかぎりの」というあたりかなあ、と。
●　来月に入ったら加藤知子「天上の愛　地上の恋」というのも考えているのですが、単行本で手が入るのかな？　高尾滋「てるてる×少年」なんかもよさげなんだけれど、まだ書けそうな気がしません。
●　あ、いつのまにか、逃げをうつテストになってる。
●　えーい、大風呂敷。冬コミに通ったら（無理？）、桜蘭本（ただし文字だけ）出すぞ！　たぶん、きっと、もしかしたら……。
●　なお、ささだ本はまだ在庫があるので、改訂版は当分先でございます。申し訳ありません。

2002/11/02 Sat 　びっくりとか

●　何がって、ゆたさんのところのだらだら報告書なんですが、いやいや冷や汗が出てまいりました。ゆたさんの12月号の感想を読んで、自らの不足を激しく実感しているところでございます。つーわけで、ララ・ララＤＸ読者の方で、ゆたさんのページに行ったことのない方はいますぐGO。
●　今日はコンポの修理に来て貰ったり（今まで引き延ばしていたのか＞自分）で、一日だいたい家にいてレビューを書く時間はあったのですが、これ！という作品が見つからない～。ちょっと更新が遅くなるかもしれません。申し訳ない。
●　で、CDを聞けるようになったので、昨日書き出した買い逃しCDのうち２枚を買ってきました。安全地帯IXとTribute to あずまんが大王。Tribute to～は、作曲の栗原氏が某所で自賛していただけあって、すばらしい出来。上野洋子さん＆伊藤真澄さんの歌声がほわわーん、とした空気を作り出してくれます。あずまんがのサントラ自体、最近あちこちの番組で使われてますよねー。
●　これで大江千里の新作（11/9?）も、EPICソニーの記念盤も大丈夫だ！　ちなみに現在のBGMはメトロファルス「俺さま祭り」。わからない少女漫画ファンは、わかつきめぐみ「ソコツネポルカ」を参照のこと。

2002/11/01 Fri 　11月とか

●　ここのところ、急に寒くなって参りました。みなさま、お元気でしょうか。
●　というわけで、11月になりました。11月かあ。11月ねえ。11月というと、私の誕生月なのですが、まあ、この年になって誕生日が来るというのは、非常に複雑な心境が…ぶつぶつ。
●　11月といえば！（気を取り直して）　明日は、Silkyの発売日ですよ。ささだあすかさんの新作が掲載されるのですよ。買わねば。今号からＡ５判になるとのことなので、注意。
●　買わねば、と言えば、買いのがしていたＣＤが結構あることが発覚。一応メモしておこう。「安全地帯IX」「あずまんが大王サウンドトラックvol.2」「Tribute to あずまんが大王」
●　それと、7日には大江千里のニューアルバムが発売。コミックスはまとめて買ってもたいした額にはならないけど、CDは結構大きい額になるよねえ。
○　そういえば、昨日ララ12月号のレビューをアップしました。よろしく。